コックピット ver.2

ver.1の改良では収納性に限界を感じたので、今回はベースフレームを変更して製作していきます。
Ver.1.1で強度・収納性の向上はありましたが、重いしデカイ!
ということで、今回のコンセプトは・・・

といった感じでしょうか。材料は今までと同様”イレクター”です。出来るだけシンプルにしたかったので、今回の設計では調節機能は二の次にしました。普段使うのは自分だけなので調節しませんし、プレイポジションの値は今までのモデルで大体把握出来るので、万人向けの設計ではなくなるかも知れませんが、ハンドルの高さとペダルの角度の調節は若干出来る構造になっています。
ベース部分のパーツは新たに購入しましたが、旧コックピットからベース以外のパーツはほとんど流用可能だったので、材料費が予定よりも浮いたのはうれしい誤算です。
まず、完成した状態です。写真をクリックすると、拡大します。


ハンコンを取り付ける前の状態です。

GT Forceを取り付けるとこんな感じです。

GT Force proを取り付けるとこんな感じです。

GT Force pro(セガラリー)(以下、GTFP)が届いたので、早速使ってみましたが、旧GTFとは比べ物にならないほどいい感じです^^
で、コックピットの強度はというと、まったく問題ありませんでした。予定ではもう少し強度アップの改良を加えるつもりでしたが、GTFPでラリーを走ってみてもビクともしなかったので、当分はこのままで良さそうです。
次に、GTFPを取り付けた状態の側面画像と斜め後ろからの画像です。

ハンドル部分の傾斜は約10度になっています。

斜め後ろからだとこんな感じ。

ハンドルの傾斜角ですが、GTFとPROとでは若干違うみたいで、今回は”スパルコレーシングコックピットPRO”と同様の約10度の傾斜にし、GTFPにあわせました。
そして、これからが今回のキーポイントとなっていた収納性です。

支えの部分、左右二本のパイプをはずせば・・・左のように折りたためます。

ハンコンを取り付けたまま折りたたむとこうなります。

取り付けたままでは、ハンコンの大きさが際立ちます。

ハンコンを取り外して、ハンドル部分と厚さを比較してみました。
折りたたむとほぼパイプ2本分の厚さに収まります。この厚さならどこかの隙間やベッドの下にでも収納が可能なはずです。また、ハンコンを取り付けたままでも収納は難しくありません。ペダル部分は特に固定していないので、プレイするときには台に載せるだけです。(ペダルが不安定なら、滑り止めなどで対処できます。)

ペダルを載せる台です。

このように角度変更できます。
ペダル台の部分は、上画像のようにパイプを前後させることによって角度調節できます。また、収納時には最大まで前へずらします。
以下は、製作直後のテストプレイの時のセッティング例です。今回は座椅子を使ってプレイしました。
以上、コックピットVer.2でした。部分的な詳細画像やCADデータ等が欲しい方は、メール又は掲示板へ書き込んでいただければ、出来る限り公開していきますので、遠慮なくどうぞ。案外「そこどうなってるの〜〜??」てなことがありますので。(こういう部分は作者側は気づきにくいものです。)

追加画像
撮影し忘れていた画像などを追加します。神風さんありがとうございますm(_ _)m

真正面からの画像です。

左と反対側の画像です。

設計図@(左側面) ファイルはPDF形式です。今回は2枚分の設計図を公開します。@ではコックピット使用時、左側面からの図面で、Aは折りたたんだ時の、上面および左側面の図面です。寸法はほとんど@に記入しておりますが、横幅などはAのほうに記入しております。
寸法の記入漏れなど、ミスがありましたら連絡いただけると幸いです。
なお、当設計図の使用に関しましては、私的利用のみ許可いたします。
設計図A(収納時2面図兼上面図)

コックピットVer.2 使用部品および参考価格
品番 個数 単価 価格
HJ-1 4 399 1,596
HJ-4 2 577 1,154
HJ-7 2 703 1,406
HJ-10 2 451 902
J-46 4 47 188
J-59C 6 63 378
J-102B 2 68 136
J-110A 20 26 520
J-118A 2 84 168
J-131 7set 94 658
J-150 6 78 468
両サドル 1set 84 84
パイプ長さ 本数
54 2
150 2
300 1
390 2
434 1
500 2
574 3
650 4
700 2
総パイプ長 単価/mm 価格
8644 0.28 2,420
合計金額 10,078

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